サンラインフィールドテスターの
「せにょ〜る」こと川田です。
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2010.11.7(日) 番外編 その1 「ライン編」
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今週は仕事の都合で釣りに行けないので
番外編として少しラインについて説明させてもらいます。
みなさんはラインの種類をどうやって使い分けていますか?
使い分けていない、又はどうやって使い分けるの?
と思っている方は下記をじっくり読んでみて下さい。
もう充分ラインについては分かっている方は今週はスルーして下さい!
あくまでの僕の個人的な意見ですので、参考程度にお考え下さい。
少しでも皆さんの釣果アップにつながれば良いのですが・・・。
さて本題です。
まずバス用ラインには大きく分けて3種類のラインが存在します。
(今回はその他の魚種については割愛します)
ナイロンライン、フロロカーボンライン、PEラインです。
サンライン商品に置き換えると
ナイロンはディファイアーやマシンガンキャスト
フロロは僕が愛用している
FCスナイパー(BMS含む)やシューターシリーズ
PEはバススーパーPEがそれぞれ該当します。
ルアー(メソッド)別に大まかにわけると下記のようになります。
トップウォーター → ナイロン又はPE
ジグ、テキサス → フロロ
ヘビーカバー → PE又は太いナイロン(フロロも可)
クランク、バイブレーション → フロロ
ライトリグ → フロロ
ヘビーダウンショット → フロロ
ミノー、シャッド → フロロ(ナイロンも可)
だいたい理解してもらえるでしょうか?
トップやカバー用などは、狙うエリアやタックルバランスによって選択します。
又、巻物系にはフロロと書きましたが、時期やロッド(グラスなど)
によっては太めのナイロンを使用する場合があります。
もちろん好みもありますので
上記を参考にしてもらっていろいろトライしてみて下さい。
次にラインの太さですが、「切れる」という恐怖感からか
必要以上に太くしている方を多く見受けます。
太いことは悪いことではありませんが
やはり細い方が飛距離も出ますしバイト確率も上がると思います。
狙うエリアやルアー等によって細かく選択するのは
少し面倒かもしれませんが、その選択で
釣果が大きく変わることもありますのでチャレンジしてみて下さい。
参考になる数値を下記に書いておきますが
お好みで数LB変えてみてもいいと思います。
(ボート釣りを基準にしていますので
オカッパリの場合は1ランク太いものを選択して下さい)
過去の話になりますが、トーナメント中に1LBの差で
泣いた事もあれば笑った事もあります。
「たかが1LB!?」とよく言われますが
厳しい条件になれば0.5LBでも劇的に釣果が変わる日もあります。
(余談ですが、大会前日に3LB・3.5LB・4LBのどれにするかで
2時間以上悩んだ経験があります!)
ジグヘッドなどのライトリグ → 3、3.5、4LB
ヘビダン、ベイトフィネス、ミノーなど → 6〜10LB
スコーンなど → 12〜14LB
クランク、バイブ、チャターなど → 10〜14LB
橋脚やカバーの外 → 14LB
カバーの中 → 16〜20LB
ヘビーカバー → 20LB以上(PEは46LB以上)
次にノットについてですが
僕はユニノットとハングマンズノットしかやりません。
※ユニノットの結び方(動画有り)はこちらをチェック
※ハングマンズノットの結び方(動画有り)はこちらをチェック
よく他のノットが最強ではないかと質問を受けますが
完璧にノットができた場合は確かにダブルクリンチなどが最強ノットになります。
しかし、現場で一日に何十回も結び変えを行うのに
毎回完璧にノットが組めるでしょうか?
最大強度は少し劣るものの
いつでもほぼ完ぺきに組めるユニノットの方が僕は安心して使えます。
又、ハードルアーの場合は上記理由と同様に早く結べるように
この場合はハングマンズノットを使用します。
まあ、結局は好みですから
自分で練習してみて一番自信を持って結べるノットが一番いいと思います。
(もし結び方が分からない方がいましたら
WEBでは説明し難いのでお店で聞いて下さいね!)
最後にラインの巻き替え頻度ですが
僕はライトラインとナイロンラインは釣行1〜2回
巻物やジグ・テキサスは2〜3回
PEは10〜15回で巻き替えます。
サンラインのFCスナイパーとマシンガンキャストなら
75mマーキングの150m巻きで販売されていますので
経済的にいつも新品のラインを使用することができますので
まだ使用されたことがなければ一度使ってみて下さい!
(一定以上の号数から50mマーキング100m巻き販売の商品もあります)
くどいようですが、上記は一般的なタックルでの参考データです。
タックルの内容によっては大きく異なる場合がありますのでご注意下さい!
分かり難ところがあれば、お店のスタッフか私に聞いて下さいね!
今回は少しラインについて触れましたが
お伝えした内容はまだまだほんの一部です。
続きはまた釣りに行けない機会に・・・。
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2010年の新作ライン
・新開発の高分子量フロロを採用
・従来よりもライン表面への傷が入りにくい。
・耐摩耗性が大きくUP。
・75mでマーキングが入って便利です。
― 2〜6lb
強度の追求
― 7〜12lb
リールへの馴染み、キャスト性の追及
― 13lb以上
ピッチングなどの
特に感度・耐摩耗性の追求
新作ラインは、
ラインの直線性が向上し
キャスト距離がさらにUP。 |
こっそりお話しますと、
このラインのすごさは、
3年以上、全国のフィールドテスターさん達がテストにテストを重ね、開発されました。
私たちテスターの「生の声」が製品に反映され、本当に使い勝手や耐久性が格段に上がっています。 |
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