「せにょ〜る」の旧吉に行ってきたんじょ。  32回目


サンラインフィールドテスター

「せにょ〜る」こと川田です。
旧吉 旧吉野川 旧由

2011.1.16(日) 番外編 その6 「偏光グラス」



今週も仕事の都合で出撃できなかったので

偏光グラス(サングラス)について書かせてもらいます。

ちなみに本日旧吉へ出かけた知人の話では

水温はなんと2℃台だったようです・・・。

昨年末のレポートにも書きましたが

まさか幻の2℃台が出るとは思いませんでした・・・。

今年の寒さはホンモノですね・・・。






さて、偏光グラスについてですが

せにょ〜るの使用感や使い分けについて書かせてもらいます。

メーカーの説明とは少し違う面もあるかもしれませんが、そこはご了承下さい。

まず偏光グラスと普通のサングラスとの違いについてですが

簡単に解説すると
サングラス光(明り)を遮光するだけの機能があり

偏光グラスはその名前の通り
乱反射をレンズ内の特殊なフィルムで制御

することによって、水面からのギラつきや眩しさを抑える効果があります。

時々フィールドで普通のサングラスを使用されている方がいますが

釣りにおいては偏光グラスの方が圧倒的に有利です。

(普通のサングラスが不適であるということではありません)

偏光グラスを使用する理由については

大きく分けて@目の保護A水中の観察があります。

水中の観察と書くと「サイト」を連想される方も多いと思いますが

ベイトを見る、ウイードを見る、ブレイクラインを見る、色々な見方ができます。

これは大きなアドバンテージになります!!

まだホンモノの偏光グラスを体験した事がない方がいらっしゃいましたら

是非とも一度かけてみて下さい!

大げさな話でなく世界が変わりますよ!!






さて本題ですが、一口に偏光グラスといっても様々な種類があります。

材質では、主にガラスとポリカーボネイトや

CR39に代表される樹脂系に大別されます。

それぞれに
メリットとデメリットがあり、ガラスは歪みがゼロに近いですが

重く衝撃に弱い特徴があります。

樹脂系は軽く衝撃に強いというのが最大の利点ですが

製造方法(加工方法)やメーカーによっては歪みが出る可能性が高いです。

次にフレームですが、これに関してははっきり言って好みです!

鋭い感じを好む方、レンズ面積にこだわる方

選択方法は様々ですので
好みで選んで頂きたいと思います。

フレーム材質もチタン、スチール、樹脂(プラスチック等)がありますが

私は全て
軽くてかけごごちの良いチタン製を使用しています。

(金属アレルギーのある方にもお勧めです!)

注意しなければいけないのは、フレームにもレンズにもカーブがあり

どれでも組み合わせが可能というわけではありません。

カーブは通常4・6・8カーブがありますが

普通に販売されている物は6カーブが多いです。






最後にレンズの種類ですが、これは私の使用例を元に書きたいと思います。

下記に書いた以外にもメーカーには沢山の種類がありますので

好みのレンズを選んでみて下さい。

(私の使用しているレンズは全てタレックス製でCR39タイプです)

確かワイルドフィッシュにもレンズ見本があったと思いますし

年1回 宅配のめがねやさん が来店されて

相談や販売も行っているようですので、これを利用するのもいいと思います。

(度付きレンズにも対応していると聞いていますので

 普段メガネの方にもOKだと思いますよ!)




今年は5月始めに開催しますよ〜 by ワイルドフィッシュ ※








これはZEALのシオンというモデルで、レンズはトゥルービューを選択しています。

通常販売されている6カーブモデルではなく

4カーブモデルを選んでいる事が特徴で、 カタログには掲載されていませんが

こっそり?注文するとメーカーで受け付けてくれます!

4カーブを使用する利点は
レンズの歪みが他に比べて少ない

(元々少ないですが・・・)ので、目の疲れが軽減されます。

4カーブ+トゥルービューの組み合わせにより

自然そのものの色や立体感がそのまま伝わるので

長距離ドライブやスポーツなんかにも最適です!

せにょ〜るの使用頻度NO.1です!!





これはビスタイエローというレンズです。

曇りの日や雨天に使用しますので、少ない光量でも明るく見える事ができます。

偏光度が少し低いですが、問題なく使用できます。








これはアクションコパーというレンズです。

赤を基調としていますので、全体的に赤っぽく見えるので

最初は違和感があるかもしれませんが、5分もかけていれば慣れます。

特徴はコントラストがはっきりしているため、
物(水中の)の輪郭がはっきり見えます。

ウイードやブレイクのエッジを確認したり

少し濁った状態での場面で使用しています。






シオンのレンズと似ていますが、これはトゥルービュースポーツというレンズです。

トゥルービューが自然色に近いのに対してスポーツは

それにコパー(赤)を入れる事で若干コントラストを強めたものになります。

選択される方は少ないかもしれませんが

日中なら一年中使えますので
最初の1本ならこれをお勧めします!





夏の日中専用でトゥルービューのブルーミラー仕様です。

基本的なレンズ性能はトゥルービューと同じですが

ミラー効果で遮光性が上がっているので、眩しさが抑えられます。

真夏のパンチングをする時はいつもこれをかけています!!






イーズグリーンです。

一番使用頻度は低いですが、サイト(ネストフィッシングではないですよ!)

をする時、エギングやシーバス・キビレなど海で使用しています。

レンズ色がグリーンなので、水の色やウイードの色を消し込み

バスの背中やエギ(ルアー)をはっきり認識する事ができます。






これは余談ですが、一回の釣行で複数の偏光グラスが必要な事が多いので

通常ボートで釣行する場合は写真の専用BOXに入れて持って行ってます。

レンズは非常にキズに弱いので、1本でも複数でも

専用のBOXに収納して持ち運び、釣行毎に水洗いをすることで

長く使用することができますよ!

上記の写真で一番古いものは
10年以上使っています!

(レンズにも寿命があるのでどんどん偏光度は下がっていますが・・・)







まあ、いろいろと私見を書きましたが、少しでも参考になればと思います。

実際はフィールドで見てみないと分かり難いと思いますので

フィールドで声をかけて頂けたらいつでもお見せしますよ〜!

来週は念願の?初バスを釣りに旧吉へ行きたいと思います!!




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